悪役について語る ①吉良吉影
お疲れ様です、ベースの匠造です。
これから気が向いたら映画やドラマ・漫画等々の中で個人的に好きな人物・キャラクターについてテキトーに書こうと思います。
僕自体はその手の知識が浅いニワカ野郎なので割と有名どころから攻めていくつもりです。
あとサラッとその作品のネタバレを含む可能性があるので未見の方は注意してください。↓↓↓
いい歳こいて厨二病みたいなこと言いますが僕は悪役キャラが好きです。
荒木飛呂彦作・漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第4部に登場する敵スタンド使い「吉良吉影(きら よしかげ)」。
この方です↓
「ジョジョの奇妙な冒険」は第1部〜現在第8部が連載中の人気バトル漫画ですが、その歴代ラスボスの中でも個人的に一番好きです。
(※根本的にジョジョ自体知らないという人はぜひウィ○ペデ○アかなんかでサクッと概要を押さえましょう!)
同作のラスボス勢は基本的に世界征服的なスケールのでかい野望を持っているケースが多く、特に序盤1〜3部までは吸血鬼ディオや究極生命体カーズなど結構わかりやすい悪の帝王キャラが登場します。その後の部でも何かしら高い地位にいるキャラがほとんど。(マフィアのボス・アメリカ大統領etc...)
そんないかにもな感じのラスボス勢の中で吉良に関しては普通の町に潜む殺人鬼というのがちょっと特殊な気がします。
吉良吉影についてザックリ説明すると普段は平凡なサラリーマン(という体)で社会生活をしつつ、本性は生まれながらにして人を殺さずにはいられない異常性を隠しているいわゆるサイコキラー的なやつですね。
特に作中「手の綺麗な女性」を狙っては殺した後にその手首を持ち歩いて会話する強烈にヤバい性的嗜好が描かれます。
(閲覧注意)↓
いやごめんキショいわ。
一応好きなキャラですけどこれはキショい。
ついでに使用するスタンド・キラークイーンの「触れたものを爆発物に変える」という能力もそこそこ凶悪です。
しかしこのキャラ最大の魅力はこんな快楽殺人を趣味とするゲス極野郎でありながら本人の求めるものがあくまで「平穏無事な生活」であり、言ってみれば「平穏を求める殺人鬼」というあまりに異質な役柄を持っている所です。
積極的に他人と争ったり必要以上に目立つことはなるべくしない。トラブルに巻き込まれず穏やかに静かに暮らしていたい。でもちょいちょい人は殺したい。そんな理不尽すぎる矛盾を抱えながらそこになんの葛藤もブレもなく自分の幸せを追求している姿勢がサイコ満載ですね。
バトル漫画の敵キャラでは珍しく好戦的なタイプではないものの、純粋に平和主義者というよりむしろ究極の自己中心主義からくる考え方なワケです。
一方で人殺し以外だとなんとなく共感できる主張もあったりなかったり…(面倒事を避けたい、なにかと無難に上手くやり過ごしたいと考える部分とか特に)
そういう変な人間臭さもちゃんとある分下手したら現実にもいそうな、身近で生々しい怖さみたいなものがある悪役キャラですね。
…なんかダラダラ書いた割には内容薄い…笑
とりあえずまだジョジョ読んだことない人はぜひ読んでくださいオナシャス!
今後のライブ予定↓
4/15 新栄クラブロックンロール
4/23 名古屋栄タイトロープ
5月もライブやります。(詳細はまた後日)